2017/05/12

マイクロソフトのMRヘッドセットの開発者向けモデルが北米で予約開始!Acer製とHP製の2タイプ

MRヘッドセット2機種の詳細が発表

Windows Mixed Reality Headset

米マイクロソフトは開発者会議Build 2017で、Acer製とHP製のWindows MRヘッドセットの情報を発表しました。

価格はそれぞれ、Acer製は299ドルHP製は329ドルで、開発者向けのモデルの予約もアメリカとカナダのストア限定で開始しており、2017年8月に出荷予定。
なお、一般向けモデルの発売は年末になる見込みです。

マイクロソフト社の技術を使ったMRヘッドセットの開発はAcerHPの他にもASUSLenovoDell3Glassesが進めており、これらサードパーティー製のMRヘッドセットの価格は以前から、300ドル以上とのアナウンスがされていました。
同じマイクロソフト社のMRデバイスHoloLensの開発者向けモデルが3,000ドル(日本国内価格は33万円)であることから考えても、非常に安価と言えます。

特徴

単体で動作可能なスタンドアロン型のHoloLensに対して、今回発表された2モデルはPC接続して使用します。
また、シースルーなディスプレイのHoloLensと異なり、Acer、HPの両モデルともに視界を覆う没入型のヘッドセットとなっています。

気になるトラッキング方式は外部センサー不要の“インサイドアウトトラッキング”で、ヘッドセットに搭載されたカメラで空間を認識し、手軽ながらも高い精度のポジショントラッキングが可能。

Windows Mixed Reality Headset

Acer製とHP製の比較

Acer製299ドル、HP製329ドルと価格差のある2機種ですが、基本スペックに差はありません。
違いとしては、ヘッドセットに装着するケーブル(4m)が着脱不可のAcer製ヘッドセットに対し、HP製ヘッドセットに取り付けられるケーブル(0.6mと4mの2タイプ)は着脱可能となっている点が挙げられます。

他には頭に直接触れるクッションにも違いがあり、前面のみのAcer製に対してHP製は前面と背面の2箇所に装着されています。

総じてより扱いやすく、装着感が良いであろうHP製が、その分価格設定が高くされているものと思われます。

モーションコントローラーも発表

MRヘッドセット対応のモーションコントローラー『Windows Mixed Reality Motion Controllers』も発表されています。
こちらも外部センサーは使用せずにヘッドセットの内臓センサーを使って位置トラッキングを行ないます。
Acer製のMRヘッドセットとの同梱版が399ドルで発売される予定ですが、現段階ではまだ予約ページが存在していない状態です。

まとめ

MRヘッドセットの代名詞HoloLensの価格と比べて割安感のあるサードパーティーの製品ですが、基本技術はマイクロソフト社のものが使われているため先行体験の評判も上々。
今後、登場予定のASUS、Lenovo、Dell、3Glasses製のMRヘッドセットが、それぞれどういった差別化を図った製品になるのかなど興味は尽きません。

なんにせよ、MRデバイス普及の為の鍵となっていくモデルであることは間違いなさそうです。

製品概要

Acer/HP Windows Mixed Reality Headset Developer Edition
■価格:Acer製299ドル / HP製329ドル
■購入:北米のストアのみで予約受付開始、2017年8月出荷予定。 ※一般向けモデルは年末の予定
■ディスプレイ解像度:1440×1440×2 LCD
■視野角:95度
■最大リフレッシュルート:90Hz

(参考)
Acer製MRヘッドセット購入ページ
HP製MRヘッドセット購入ページ